アロマテラピーとは?
「アロマテラピー」の定義
アロマテラピーという言葉は、「アロマ=芳香」と「テラピー=療法」を組み合わせた造語で、1927年にルネ=モーリス・ガットフォセが名付けました。
アロマテラピーの定義は、法律などで決まっているものではなく、協会によって多少異なります。
簡単に説明すると、下記のような内容になります。
精油(エッセンシャルオイル)や植物油(キャリアオイル )、ハーブウォーターを用いて、心身の健康に役立てていく自然療法のこと
アロマテラピーの歴史
「精油」がいつ誰によって発見されたかははっきりわかっていません。
10世紀頃に「医学典範」の著書であるイブン・シーナが精油の蒸留法を確立したともいわれています。
1927年にフランス人化学者のルネ=モーリス・ガットフォセが、実験中にやけどを負い、治療でラベンダー精油を使用したことから、本格的に研究が始まりました。
そして1960年代、フランス人のマグリット・モーリーが「精油で心身を美しく健やかにする」という考えを提唱し、この考えはイギリスへと広まります。
主にフランスでは医療や治療目的で、イギリスでは美容やリラクゼーション目的で使用されるようになりました。
日本にアロマテラピーが伝わったのは1985年。
フランスやイギリスに比べて歴史は浅いですが、アロマの愛好家が世界一多いといわれるほど日本でも急速にアロマテラピーが広まっています。
アロマテラピーのしくみ
精油の香りを嗅いでリラックスしたり、塗布することで炎症を抑えたりするのには、ちゃんとしたメカニズムがあります。
精油が働くルートは3つ。
1.鼻から大脳へ
精油のにおいを嗅ぐという、最も一般的なルート。
空気中に蒸発した精油のにおい成分を鼻から吸い込むことで、嗅細胞に刺激を与えて電気信号となります。
電気信号は「大脳辺縁系」の扁桃体へと伝わり、視床下部にまで届き、自律神経系やホルモン系、免疫系へ影響を与えます。その後に「大脳新皮質」に伝わります。
※「大脳辺縁系」は感情を司る部分で、「大脳新皮質」は香りを認識する部分です
2.鼻から肺へ
アロマバスや蒸気吸入などをした時のルート。
精油のにおい成分は最初に嗅覚がキャッチしますが、同時に肺の中にも入っていきます。
肺に入ったにおい成分は、血液に取り込まれて全身をめぐり体内に影響を与えます。
痰や咳が出ている時に精油の効果を実感するのは、肺に入る途中に気管支を通るからです。
3.皮膚から血管へ
アロママッサージやアロマバスなどで皮膚から吸収するルート。
精油の分子はとても小さいため、普通の化粧品では越えられない真皮層まで吸収します。
そこにある毛細血管から血液に入り込み、血流やリンパ液の流れを促して老廃物を除去したり、免疫機能を刺激して全身の機能を向上させます。
アロマテラピーができること
0.2秒で気分転換ができる
嗅覚は五感の中で、唯一「考える脳」(大脳新皮質)を使わずに直接「感じる脳」(大脳辺縁系)に情報が届けられます。
においを嗅いで「大脳辺縁系」に信号が届くまでたったの0.2秒。
つまり、リラックス効果のある精油を嗅ぎ、嗅覚を刺激すれば、瞬時に気分転換ができます。
認知症の予防や改善
精油を使うことで認知症の改善や予防に繋がるという研究結果があります。
脳の神経細胞の中で、再生可能な細胞の一つが嗅細胞です。
嗅神経を効果的に刺激することで、認知症を改善したり予防することができます。
精油本来が持つ作用を活用する
精油の種類によってさまざまな作用があります。
ストレスケア、美容、皮膚炎や肩こりなどの炎症、抗ウィルスなど、私たちの生活に起こり得るさまざまな場面でアロマテラピーを取り入れることができます。
Nukumiでアロマのある生活を
精油の種類はたくさんあり、その一つ一つに特徴があります。
そのため、ご自身でアロマテラピーを始めるのはハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか?
そのような方にもお使いいただきやすいよう、Nukumiではお客様一人ひとりの体質やお悩みに合わせた商品をご提供したいと考えております。
アロマを使ってストレスケアをすることで、精神疾患はもちろん、自律神経やホルモンバランス、免疫系にも良い作用をもたらし、あらゆる病気の予防に繋がります。
さらに、抗菌作用や抗ウィルス作用を持つ精油が多いことから、感染症や風邪の予防にも活用できます。
アロマテラピーの第一歩に、ぜひNukumiの商品を活用してみてはいかがでしょうか?
ご興味がございましたらネットショップにも足をお運びいただけますと幸いです。
↓ ネットショップはこちらから